どこでもトイレの工事

この家には浄化槽が設置してあるものの既設の汲取り便所は勾配(配管の排水がキチンと自然に流れる高低差)が取れない状況下にあります。そんな現場にも対応できるモノがあります。それが『どこでもトイレ』です。圧送ポンプにより小口径のパイプで距離や高低差をクリアできます。(条件はありますが。ほとんどのケースはクリアできます。)VU100か75のパイプを布設するより予算も抑えられますしどんな場所でも容易にトイレを設置することが出来ます。介護用のトイレに部屋の中にトイレをつけるとか離れたところにトイレを付けたいなどの要望に応えることができます。

現場では既設浄化槽の配管よりもかなり低い位置に汲取り便所があります。出来るだけお金を掛けない形でとの要望によりモルタルでの仕上げとなりました。

折田邸着工前
着工前の汲取り便所

 

折田邸土間コン
既設便器を撤去しコンクリートをハツリ 補修のコンクリートを打設 光が差し込んでいるのが配管が通る穴です。ダイヤモンドホルソーで美しく削孔しています。

 

折田邸
どこでもトイレを設置 既設の手すり、紙巻器を再利用で取付

 

折田邸ポンプ
圧送ポンプ 小口径のパイプで配管も容易にできます。